【食・グルメ】かつお節のリアルなおいしさ ~オトナの社会見学~

美容・健康

【食・グルメ】かつお節のリアルなおいしさ ~オトナの社会見学~

日本人の味覚の原点ともいえるかつお節

わが家では毎日の食生活に欠かせないかつお節です。
みなさんはかつお節は好きですか?

昔はわが家にもかつお節の削り器があったものですが、最近はもっぱらパックの
かつお節を使うようになってしまいました。

削りたてや削る前のかつお節のいい香りは、日本人のおいしさの原点を育んで
くれる気がします。
どこか懐かしいあの香りは、出汁に加工されたりやそのまま食事にまぶして
食べたりと、普段の食生活の中にあって私たちの安心感を与えてくれる香りや
味覚に結びついている気がします。

このかつお節、普段はなかなか出会えないからこそ、秋の行楽シーズンに教養と
体験を兼ねてかつお節工場に社会見学に出かけてみるのもいいかもしれません。

出典 http://image.jimcdn.com

海の豊かさが凝縮されたうまみのもと

海と魚の豊かな栄養と味が凝縮されたかつお節は、最上級品にもなると半年もの
期間をかけて仕上げるという手間ひまのかかりようです。
それだけにうま味や香りが凝縮され、奥深い味わいをもたらしてくれるのでしょう。

鹿児島県の薩摩半島南端の指宿市山川は、そんなかつお節の主産地のひとつです。
ここにある山川水産加工業協同組合ではカツオからかつお節ができるまでを見学
でき、最後にはかつお節を削って味見もできます。

見学は山川港から始まります。
港では南太平洋から戻った船から冷凍カツオが水揚げされる様子を見たり、
カツオを補完する零下27℃の冷凍庫を体験することもできます。

焙乾

出典 http://idegoya.com

かつお節づくりを見学できる創業約70年の坂井商店では、冷凍カツオの頭や内臓を
取り除いて身を切り分け、釜で煮る様子を見学できます。
丁寧に骨が抜かれたり、すり身でカツオの形が整えられる様子からは、味をつくる
職人の仕事ぶりをうかがえます。

焙乾室に入れて床で薪を燃やし、いぶし、乾燥させる昔ながらの作業で「荒節」と
呼ばれるかつお節を作っています。

さらに、「カビ付けと乾燥」が何度も繰り返された最後に、やすりで磨くことに
よって「本枯れ鰹」と呼ばれる最上級品が完成するのです。

この全行程に、およそ6か月もかかるのです。

しっかり学んだ後はお楽しみ

工程を見学し、その労苦に感謝を覚えたら、その心のこもったかつお節を味見して
奥深さを体感することもまた、この工場見学のハイライトのひとつです。

自らの手で削って削り器から引き出したかつお節はピンク色がかり、削りたての
かつお節の甘い香りが漂います。
この削り節をひとつまみ口の中に入れると、ピンとしっかりした味わいの中にも
まろやかな風味が含まれた、海全体の豊かさが表れたような深みがあります。

また、スプーン一杯ほどの麦味噌が入ったコップを渡されるので、削り節をひと
つかみ加えてお茶を注ぎ、箸で混ぜると南薩摩の郷土料理「茶節」になります。

削り節からの濃い出汁と味噌に加えられたお茶が、味噌汁に近い味わいながらも
ほっとした風味をもたらしてくれるのでしょう。

和食

出典 http://www.aokimiso.co.jp

時々は日々の生活の中に溶け込んでいるものについて、理解を深める機会を持つ
ことも大切ですね。

今回の工場見学に参加した人ならきっと、日常で出くわすかつお節に対する見方も
変わってくるでしょうし、これまでとは違った味わいを感じることができるように
なるかもしれません。

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